2009年4月21日火曜日

追加経済対策は財政を改善する(その1)

追加経済対策(15兆円規模)は財政悪化を招くというのは迷信である。
実際は財政を改善することを、7行で証明してみよう。

1,国の債務のGDP比率(債務比率)が大きくなるか、小さくなるかは、分子の債務と、分母のGDP、それぞれの、増える勢い(増加率)の違いによる。
2,追加経済対策により分子の債務は15兆円増えるが、その増加率は、15兆円/850兆円なので、約1.76%である。
3,追加経済対策により分母のGDPは2%の増加率で増える。
4,分母の方が分子より勢いよく増えるので、債務比率は低下する。
(証明終わり)

とても信じられないという方は、次のURLもご覧下さい。
http://sites.google.com/site/tsuikakeizaitaisaku/Home
もう少し具体的に(しかし、長々と)説明してあります。

1 件のコメント:

  1. 証明部分を差し替えてみましたが、前の版を下に張っておきます。どちらが分かり易いでしょうか?

    追加経済対策は
    1)国の借金を約1.76%増やす(15兆円/850兆円)が、
    2)GDPを2%押し上げる
    ところで、国の借金をGDPで割った数字(=債務GDP比率)の変化率は、この二つのパーセントの差である(近似的に成立)。
    1.76%-2%=-0.24%
    よって、債務GDP比率は0.24%の率で減少する。

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